早漏に効果的な筋トレ方法とは?

早漏治療の方法には様々なものがありますが、筋トレもその中のひとつです。
特にPC筋と呼ばれる骨盤底筋群は、射精をコントロールする射精管閉鎖筋とつながっているため、PC筋を鍛えることは有効な早漏治療のひとつとなります。

PC筋の鍛え方には様々な方法がありますが、最も簡単なトレーニング方法は肛門の引き締め運動です。
具体的なやり方は非常にシンプルで、まず肛門を一気に引き締めて3~4秒ほどキープします。
そして、同じく3~4秒ほどかけてゆっくりと肛門の力を抜いていきます。

この一連の動きを10回1セットとして、1日に3セットほどを目安に行うと効率的にPC筋を鍛えることが可能です。
肛門を締めたり緩めたりするだけのトレーニングなので、時間や場所を問わずに実践できるでしょう。
なお、PC筋のトレーニングをすると勃起時に血液をペニスに留まらせる力も鍛えられるので、肛門の引き締め運動は早漏治療効果だけでなくEDの改善や予防効果も期待できます。

より高い効果を期待するならスクワットも実践しよう

上記の通り、肛門の引き締め運動は最も手軽に実践できるPC筋のトレーニング方法ですが、より効果的にPC筋を鍛えたいならばスクワットも行いましょう。
スクワットにも様々なやり方がありますが、特にワイドスクワットが効果的です。
ワイドスクワットは太ももの内側の内転筋を重点的にトレーニングすることができますが、内転筋はPC筋とつながっているため、内転筋に刺激を与えることでPC筋も同時に鍛えることが可能です。

ワイドスクワットの具体的なやり方としては、まず肩幅よりも広めに足幅と取り、つま先を約45度ほど外側に向けます。
両手は胸の前で地面と平行になるように組んで、背筋をしっかりと伸ばした状態で、ゆっくりと腰を下げていきます。
そして、太ももが地面と平行になるくらいまで腰を落としたら、その状態を少しの間キープしましょう。
最後に、素早く元の状態まで腰を上げていきます。
以上の流れを15回1セットとして1日に3セットほど行うと効果的にPC筋を鍛えることができます。

まとめ

筋トレは有効な早漏治療法のひとつですが、特に射精をコントロールする射精管閉鎖筋を間接的に鍛えられるPC筋のトレーニングは早漏改善に効果的です。
PC筋を鍛える方法として最も簡単で手軽なのは肛門引き締め運動で、肛門を締めたり緩めたりするトレーニングを10回1セットとして1日3セットほど行うと効果的です。

また、早漏治療の効果をより高めたい場合はワイドスクワットが有効で、15回1セットを1日セットを目安に行うと良いでしょう。